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この頃、全くといって釣行記を書いていない 釣りに出掛けていない訳ではないのであるが、ただ単に時間がないのである 昼間は、トラック稼業をして夕方からは百姓に専念し、日曜祭日もまた釣りに行ってから畑仕事が待っているので、なかなか更新する事が出来なかった まあ、本当のところ全く釣れていないので、釣行記を書こうにもネタが全くなかったのだが・・・ 昨日から38年ぶりに5月に本州に上陸した台風のお陰で、畑仕事もなく朝から暇を弄んでいた 「ブルル〜ン」 ん!?、誰か来たぞ? ふと、外を見ると、先日から大人の旅行で北海道に遊びに行っていた【祐ちゃん】の姿がソコにあった なにやら袋を持って、程良く荷物が積め、2シーター・ミッドシップエンジンを搭載した愛車から降りてきた お土産を買って来てくれたのだ! このお土産の話は長くなるのでココでは控えたいと思うが、後ほど別にある日記のページに詳細に書きたいと思うので、そのうち更新することであろう・・・(あてにしないで待って頂きたい) 【祐ちゃん】もまた、トラック稼業の傍ら、百姓をしている で、やはり台風の影響で畑がぬかるんでいるために、百姓が出来ないので「釣りに行く!」と言った その言葉に息子が「ボクも行く!」と言ったのである そう言えば・・・・ 前々から息子と釣りに行くことを約束していたが、ずっと反故にしてきていたので 「ヨシ!、朝飯喰って支度して出掛けるか!」と久しぶりに息子と川で遊ぶ事になった 余談だが、この話をしていたのは朝の8時前である、田舎の朝は早い!!! 朝飯を食べ、愛車オンボロギーニ・ボロンタックのセルを廻す キュルル・フォ〜ン (一発で応えるエンジン) ボッボッボッ (レーシングカーならではの不安定なアイドリング) イカした親子は(イカれた親子とも言うが・・・・)、積載量350s・2シータの風の抵抗をものともしないボデーを持つ、日本が生んだケットラと言う名の車のシートに身を埋めながら、目的地を目指した! 家を飛び出してから、どの位の時間が流れたであろう・・・ 親子は家から直線距離にして5キロ程の川に着いた!←スゲ〜近いぞ! 実はウチからだと兄川って歩いても行けるんです・・ハイ あれ〜、何処かで見たオッチャンがいるぞ! お察しの通りである・・・ 【祐ちゃん】が熊のように川の側でウロウロしているのであった 彼はすでに方の良いイワナや山女を釣り上げ 嬉しそうな顔で近づいてきた それにしても、中学からの付き合いであるコイツには、こうやって妨害されること数回・・・ でも、この後で餌を分けてもらったのだから、今回だけは大目に見ることにしよう さて、息子の竿に餌をつけ、【ずく無し釣法】の始まりだ 【ずく無し釣法】とは? ・家から出てきたスタイルで竿を持つ ・川に横付けで車を置く ・川に入らない ・息子に竿を持たせ、親父は煙草を吸う ・魚が釣れたら、親父が釣ったフリをする 以上である しばらくして、息子の竿が弧を描いた オッ釣れたか?・・・・・・ブチッ・・・・・地球を釣った・・・・・ガサッ・・・・・・今度は木を釣った・・・・。 里川でこの時期に【ずく無し釣法】をすると、仕掛けが何本あっても足りないのである 数本の魚を捕ったところで、と言いたいのだが、数本の仕掛けを切ったところで下流に向かう 下流へ行き、今度は親父が竿を持ち釣り始める それにしてもこのスタイル・・・ まるで、百姓の親父がチョコット裏の川で暇つぶしをしているようだな ジャージで頭にはドコゾの温泉から拝借したタオルを巻き、シャツもデレ〜と出したままの姿は、とてもこの風景に似合うのである 所詮、田舎者は田舎が似合うのである この後、立派に親父の威厳が保たれたことは言うまでもない 息子も親父が釣り上げた魚を自分が釣ったように喜び、家に戻りカミさんに報告していた 今回釣りに来た兄川は、幼い頃に沢蟹を捕ったり、魚釣りをしたりして遊んだ川の一つである 昔と比べれば、少しコンクリートが多くはなってはいるが、数十年前に遊んだ時の姿を残している 息子が将来親になったとき、自分の子供と一緒に自然の中で遊べるのだろうか? きょうびの親は、やれ塾だ!、やれ何とか教室だ!と騒ぎ立てているようだが、我が家では 全くそのようなものには通わせず、自由奔放に育ている 自分から勉強したくなったりすれば話は別であるが、今のところ畑に行ったり川で遊んだりしながら 田舎者の勉強をし、将来立派な悪戯坊主になって欲しいと願うのである オイ!息子よ、次はいつ行こうか? |
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