大物がいる?の巻
2003年・6月22日

(笛吹川水系・笛吹川/奔流)

 
朝、目が覚めると4時15分

ボケ〜っと煙草を吸いながら、薄明るくなった部屋で考えた。
 ん!?
ああっ!、やってもうた〜、今日は明るくなる前に釣りに行こうと思ったのに・・・
さて、困った、困った、どうするべ〜

しばし冴えない頭で考えた・・・結果に今日は大物を捕りに行こう!

実は、『もう明るくなった空、急がなくては朝マズメが狙えない!』ので移動距離も少なくて済む
笛吹奔流(家から直線距離にして200メートル)で釣りをしようと考えたのである

最近、笛吹では【モドリ】が出ているらしい・・・

それも我が家から車で移動しても、徒歩で移動してもさほど移動時間に変わりがない場所でだ!
笛吹で【モドリ】の話を耳にした時は『嘘で〜、いるわけないじゃん!』と思っていたのだが
アチコチのホームページを見ると、ビックリ!!!、本当にいるのである。
過去何度か尺越えを釣ったことがあるが、全部【居着き】であり【モドリ】は経験がないのである。

そんなこんなで、現場に到着〜

この写真を見てどう思うだろうか?
いる様な?いない様な?である。川幅はまあまあ、水量はいつもより少な目、写真では解りづらいが
釣り人若干1名だ!

支度(家からウェーダー、ベストを着て来ているのでホントは、何もないのだが・・・)をしていると、
もう一人釣り人がやってきた

 『お早うございます〜』の元気な挨拶から始まった
話をしてみると、彼も又【モドリ】の情報を得て、秩父からやってきた釣り人だった
 
 『どの辺りが出ますかね〜』と言う問いに、地元の私は答えられないのである。
なんせ、【モドリ】なんて釣ったことが無いのだから・・・
それでも、魚の溜まりそうな場所はある程度知っているので、何ヶ所か教えてあげたのである。

一人になり、川へ降りて早速、竿を振るが釣れるのは【丸々太ったハヤ】【異常に元気なウグイ】ばかりで、少し下流に下ってみることにした。

 少し下り、瀬を流していると

  ガッツ、グゥ〜ン

    きっきっキタ〜〜!

しなる竿、綺麗な弧を描く・・・・
しばし、自分自身にウットリする・・
が、ふと我に返る・・・
 『どうやって取り込もう?』
 『流れが早いから入れない』
 『マジで困った・・・』

下流へ歩くこと、50メートルくらいだろうか?、少し竿をねかしたその時!
 『アアッ、石に潜られた〜』
再び竿を立てるがびくともしないのである

ココで無理に引っ張ると切れるので、試しにソ〜ット竿を寝かす・・・・
 『ヨシ!出てきたぞ〜』

その瞬間・・・・・・プチッ!?・・・・0.3号の糸が切れ、魚は・・・・・(T_T)

その後、上の写真にある堰堤に戻って竿を振ったが、2度と竿が弧を描く事はなかった

しかし・・・
アレはいったい何だったのだろう?
  【ニジマス?】【本命?】【大本命?】いずれにしろ、感触は手に残っているのだ!

しばらくは『笛吹奔流』に恋をしそうなモンキチである。
 
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