盆休み中、皆さんは釣りに行かれただろうか? 私の盆休みは13〜16日の4日間だったのだが、今月は仕事が忙しく釣りに行けない日々が続いていたので、今までの鬱憤を晴らそうと4連チャンの釣行に出た。 先ずはじめに結果から言うと、撃沈なのである。 初日 夕方に減水した笛吹川へ出向いたが、あまりにも水が少ないので餌から毛針へ変更し夕方のライズを狙ったのだが、久しぶりやるテンカラで釣れるわけもなく、毛針に飛びついているのか?自然に飛び交う虫に飛びついているのか判断できず、自分の不甲斐無さに反省しながら家路についた。 2日目 朝5時に気合いと共に出撃するが、気合いを入れた時ほど釣れないもので、ハヤすらも釣れない始末。 3日目 前日の結果に納得できず、早朝から同じ釣り場を目指した。 が・・・現場で支度をしていると、ポツポツと雨が降り出したかと思っていたら、バケツをひっくり返したような雨。 見る見るうちに川は増水し濁りが強くなり、あえなく納竿し家路につくと時間はまだ6時だったが音を立てて降る雨に今日は諦めた。 4日目 前日に降った雨はどのように影響しているのだろうか? 期待に胸を膨らませ、愛車オンボロギーニに道具を積み込み亀甲橋を渡った。 「ん!?増えていないぞ。」 前日の豪雨にもかかわらず、笛吹川の水位は上がっていないのだ。 それでも少し上流を目指した。 釣り場に着くと、先行者が2人。 その場所は諦めて、もう少し上流へ移動したが何処へ行っても同じ事、水量は多くないのである。 支度を整えていると珍しい訪問者がやってきた。 「久しぶり〜、お早うっす!」 このHPで、ご存じの漁業の"しんちゃん"登場である。 彼は笛吹川本流筋をメインに監視活動をしているのだが、いつもは渓流域、本流域で会うのは珍しい事なのだ。 話を聞くと、上流に行く途中で怪しい親父(モンキチ)が居ると思って寄ったらしい。 「この頃、笛吹はどうよ?」 今月中盤まで川から離れていた似非釣り師は同級生に尋ねた。 「ん、この間ココで尺二寸のアマゴが釣れたらしいぞ!」 何とも頼もしく、ワクワクする情報ではないだろうか! 流石は組合員、情報通だ!でも、彼も魚の姿は見ていないらしい・・・。 「オッシ!そこで見ていろ!俺が今デッカイのを釣るからな!」 友人の手前、威勢だけは良いのであるが前日までの釣果を考えると自信は無い。 早速、川に立ち竿を振るが、ウンともスンともいわん。 ここで釣れなきゃ男がすたるっていうものだ! が、思いっきり男はスタッてしまった、気が付くと車の中から手を振る同級生の姿がそこにあった。 情けない・・・格好悪い・・・。 気を取り直し、瀬を攻めることにした。 オモリを軽く、糸を細く、とりあえずアタリだけでも出そうと思い、本流釣りで考えられる極限の細糸仕掛けに変更! まず間違いなく尺上でも掛かったとすれば切られるのでは無いだろうか?それ程の細糸仕掛けなのだ。 勿論、餌もミミズからヒラタを獲りながらの釣行である。 要するに、大物狙いから数釣りに変更した。 情けないかな、どうしてもアマゴの顔を拝みたかった。 細い糸、軽いオモリ、小さい針、魚がいつも補食する餌 手のひらに収まる程の小さいアマゴだったが、久しぶりに見せてくれた綺麗な魚体にしばらく見とれていた。 その後、十数尾のアマゴの挨拶を受け、川を後にした。 4日間で竿を振れない日もあったり、自慢できる釣果もなかったが、のんびり釣りが出来たことは嬉しかった。 欲を言えばキリが無いが、出来ることなら残り一月半で記念に残る魚を釣り上げたいものであるが、そうそう釣れる腕は無い。 腕は無いので、釣行回数だけは満足するぞぉ〜 |
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