鮎釣り解禁ですね〜

平成16年6月20日(日) 曇り 水温14℃ 笛吹川本流域


朝から近所の犬が鳴いている。
渓流の解禁日や鮎の解禁日には笛吹川の土手に車が並び賑わうのであるが、それにつられて近所の犬(猟犬)がうるさいくらいに鳴くのである。
今年は例年に無く漁業が鮎に力を入れていて、今年の笛吹は鮎が期待できるぞ!との前評判から、朝の5時には沢山の鮎釣りの釣り師達が懸命に笛吹に挑んでいた。

鮎釣りをしない私でも「今年はどうかな〜昨年は最悪だったそうだけど?」とか思うわけで、しばらく鮎釣りの様子に見入っていた。

そうこうしているウチに、時間は5時半を回った。
今年は八幡橋から上流は鮎の放流は全くしておらず、この時期に大手を振って本流釣りができる場所がある。
距離にすれば大したことはないのだが、それでもチョッピリ嬉しいのは事実である。

とある広場に車を停めて支度をしていると、他県の車がやってきた。
「あの〜今年はどうですか?」
「へっ?、鮎釣りですか?」
イマイチ会話がオカシイのであるが、実は私が車を停めた場所は昨年まで鮎の放流をしていた場所であり、他県の鮎釣り師の方々は当然のように川の下見に来たのである。
「今年は亀甲橋の少し上流からは全く鮎は放流をしてませんよ」
「え、えっ〜本当ですか?人が居ないんでオカシイとは思ったんですけど・・・」
その後、彼らに放流場所についてや、私の知り得る限りの鮎の情報などの話をしたが、納得いかないような顔をしながら下流へと移動していった。

それから直ぐのことだ。
また来た!今度は県内の車だがやはり情報を知らない鮎釣りの方々だ!
説明が終わると、もう一台・・・。
「いい加減にしてくれ〜、ちっとも川に降りて行くことができないぞ〜」
あっ、また来たぞ!

でも、逃げました。

早速、車を停めた直ぐ横にある堰堤を目指す。
後ろに感じる熱い視線を少々気にしながら、竿を伸ばし餌を付け第一投目!
ほら釣れたぞ〜ハヤが・・・。
再び感じる鮎釣りの方の熱い視線だ!
ほ〜ら釣れた!今度は丸々太ったウグイだっ!
ふと土手を見ると熱い視線を送っていた方々は居ませんでした。


しばらくするとまたもや土手から熱い視線が・・・
また鮎釣りか?と思っていると、違いましたよ〜本流釣り師でした。
それも上流に入られちゃいました。バカヤロ〜〜〜

上流にはさっき入った釣り師が居る、でもって下流にも知らない間に釣り師が上がってくる。
う〜ん、俺は一体どうすれば良いんだ?と考えながらも仕方なく堰堤で粘りました。
凄く意地になって粘りました。
だって、鮎の方達と話をしていて時間は経つし、その上、下流へも上流へも移動でき無いのだから仕方なく堰堤で粘るしかなかったのである。

でもしっかり釣りましたよ、ジャスト30センチのアマゴを!

この魚以外は釣れませんでしたけどね・・・。
次回に続く
onlinecasinoで稼ぐ.net